パタン
パタンはカトマンドゥから南へバスで15分ぐらいの場所にある古都。カトマンドゥ盆地にマッラ3王国があった時代に首都として栄えた場所。 ここにもダルバール広場があり建築物を争っていただけあって建物の細工が細かく1つの建物自体が芸術品のようだった。またここパタンは長い仏教の歴史を持っていて紀元前3世紀にアショーカ王が建てたとされるストゥーパが残っている。今でも住民の8割が仏教徒であるこの町に住んでる人はほとんどネワール族。ネワール族はカトマンドゥ盆地に紀元前から住んでいて、彫刻・絵画などの芸術で秀でていて、工芸の街で有名なばしょ。仏像・木彫・タンカを描く職人をまじかで見学したりもできる。日本の仏画を買いにくる日本のお寺の関係者の方たちがきていた。 カトマンドゥに比べて静かな街。 ロク・チトラカールさんのアトリエ ネワール族にもカーストがあるため職人の生業は姓を聞けばすぐにわかる。ロクさんも代々絵師の家系でパタンにあるお寺の装飾画も手がけてる有名な人。ネワールの仏画はタメルに売られてるタンカのように色彩のコントラストが強いチベット風のもの・筆運びが太いタマン風のものに比べると色も渋く顔の表情がぜんぜん違う。 ゴルデン・テンプル 正面入り口の天井には石の曼荼羅がはめ込まれている。19世紀に作られた。 ダルバール広場には10個の寺院が並んでいて、ネパール建築の見物市会場のようです。 民家の窓は精巧な彫刻で飾られている。
by maguma090
| 2008-10-07 17:19